靴と植物が出会うとき。


■about SHOETREE(Kosuke Sugimoto) ;
劣化したスニーカーを鉢代わりに植物を飾ることは特に珍しい表現や手段ではありません。その表現を丁寧に辻褄が合うように、そしてよりスニーカーに焦点を当てたのが「SHOETREE」です。

見た目の着想は、崩壊し、苔むし、建造物のいたるところに植物の根が伸張した遺跡などから得ています。神秘的で全てが一つであるかのような調和と作品の現実的な状態の維持を目的としています。バランスの両立、最適な誇張であり過度の装飾にならぬよう「劣化の正当化」というコンセプトの基、制作しています。

劣化の主である加水分解は保存状態が悪ければ3年、通常で5年程で進行していきます。改善を願う一方で、それをも良しと捉え楽しみたいと考えた結果です。

*

あなたは自身の人生のなかで、何足のシューズを履いてきたかを覚えていますか?

自分が靴に興味を持ったのはおよそ15年前。
13歳の誕生日に、NIKEのAIR FORCE1を両親にねだったその時からだと思います。

それ以降の靴はほとんど覚えていますが、それ以前の靴はほとんど覚えておらず、
きっと歴代の足数は40~50足だろうとは思うのですが、正確に数えることはできません。

 

でもきっと洋服好きの皆様なら、自分と同じかそれ以上に、たくさんのシューズを履いて、
たくさんのシューズを履きつぶして、たくさんのシューズを捨ててもきたことでしょう。

 

今週の末、チャクラにならぶSHOETREEは、その”捨てるシューズ”にスポットをあてたプロジェクト。
捨てるはずだったシューズを植物と融合させることによって新たな価値を生み出します。

NIKEのスニーカーを中心に、見たことないようなマニアックなモデルから昔履いていたあのモデルまで。
見事に融合を遂げた作品たちは見ているだけで楽しくなるような、とても存在感のある作品です。

一つでも充分に存在感がありますが、今回の展示ではおよそ20~30足の作品がご用意いただけるとのこと。
スニーカーが好きな方も、洋服が好きな方も、そうじゃない方も。一見の価値ありです。

今週末はぜひ日がなビルまで。

 

 
 
 
 
 
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